よく耳にする路線価とは??
路線価とは?不動産評価に欠かせない基準をわかりやすく解説
不動産を評価する際に「路線価」という言葉を耳にすることがあります。特に、相続税や贈与税の計算において重要な指標となるため、不動産を持つ方やこれから購入を考えている方は知っておくべきポイントです。本記事では、路線価の基本から公示価格との違い、調べ方、活用方法についてわかりやすく解説します。
路線価とは?
路線価とは、道路(路線)ごとに定められた1平方メートルあたりの土地の価格を指します。国税庁が毎年7月に発表し、相続税や贈与税を計算する際の基準として利用されます。
路線価には以下の2種類があります。
相続税路線価:相続税や贈与税の計算に使用
固定資産税路線価:固定資産税評価額の算定基準
通常、**相続税路線価は公示価格の約80%**を目安に設定されます。
公示価格との違い
土地の価格には「公示価格」「実勢価格」「基準地価」などさまざまな指標がありますが、路線価は特に相続税評価に直結する指標です。主な違いは以下の通りです。
価格の種類 定義 目的 発表時期 設定機関 公示価格 標準的な土地の価格 土地取引の指標 毎年3月 国土交通省 路線価 道路ごとの土地価格 相続税・贈与税評価 毎年7月 国税庁 基準地価 公示価格の補完的役割 公示価格の補完 毎年9月 各都道府県
路線価の調べ方
路線価は国税庁の「路線価図・評価倍率表」で簡単に調べることができます。
国税庁の路線価検索方法
国税庁のホームページ(https://www.rosenka.nta.go.jp)へアクセス
調べたい地域を選択
路線価図を開き、該当する道路の価格を確認
路線価図には、1平方メートルあたりの価格が「千円単位」で記載されています。たとえば、「200D」と記載されている場合、その道路に面した土地の路線価は 1平方メートルあたり20万円 となります。
路線価の活用方法
① 相続税・贈与税の計算
路線価を使って土地の評価額を算出し、相続税や贈与税の課税額を計算できます。
計算例:
路線価:20万円/㎡
土地の面積:100㎡
土地の評価額= 20万円 × 100㎡ = 2,000万円
この評価額を基に相続税額を算出します。
② 不動産売買の参考指標
路線価は実勢価格より低めに設定されていますが、土地の価格を概算する際の目安として活用できます。売買価格の相場を知るためには、路線価と公示価格、実勢価格を比較することが重要です。
③ 固定資産税の計算
固定資産税評価額の参考にもなり、不動産を所有している場合は税額の目安を把握できます。
まとめ
路線価は、不動産の相続や贈与、売買において重要な指標の一つです。特に、相続税を計算する際には必須の情報となるため、国税庁のサイトで調べる方法を理解しておきましょう。
また、路線価は公示価格や実勢価格と異なるため、他の価格指標と併せて分析することが大切です。土地の評価や税金対策に役立てるために、ぜひ活用してみてください!